本日熊本日日新聞朝刊にて掲載されました
夏目漱石の作品に登場する女性たちのイラストを描かせて頂きました。
昨年同紙の連載で担当させて頂いた「草枕」の挿絵以来の漱石関連作品です。
「草枕」、「虞美人草」、「三四郎」よりそれぞれの女性像を想像しながら私なりの表現で描かせていただきました。
My Illustration and article were published in today's KUMANICHI newspaper.
This time, I draw women that appeared in the works of Natsume Soseki.
コメントをお書きください
ひろぬま (金曜日, 12 2月 2016 21:01)
いいですね~(^J^)
過去の愁いを神秘性で覆う那美さん
存在の不安を紫の我で隠す藤尾さん
迷いながら世界を知性で見て普通の結婚をする美禰子さん
まさにそのままですね。いやいやまいりました。
もともと,奈々さんのnanaさんは知的でノーブルな神秘性をもつ存在で,漱石がつくる女性と相通ずるものがありますが,そこに微妙に三人の違いを加えて描くというのは,やはり,すごいことだと思います。漱石に見せたいですね。きっと泣いて喜ぶと思います。 (^_^;)←漱石
ひろぬま (土曜日, 13 2月 2016 21:30)
三人とも いいですね~
漱石のつくる女性は,目覚めていながら,繊細な神秘性をもっていて,奈々さんが描くnanaさんに通じるものがあるような気がします。
この三人は小説のなかでそれぞれ独特なな神秘性をもっていますが,それがこの作品の中にしっかり漂っているような感じがします。
美禰子さんの知的なおでこがいいですね。
ひろぬま (土曜日, 13 2月 2016 21:39)
あれれれ
昨夜コメントを送信し,先程,つないだところ,コメントが消えていたので,再度コメントを送ったところ,昨夜のコメントが現れました。2,3通目は無いものと思ってください。
nana (土曜日, 13 2月 2016 22:05)
ひろぬま様
わざわざご連絡有難うございました!そして不具合があったようで失礼しましたm(_ _)m私はPCが古過ぎる様で、たまにログイン出来なくなります・・・(-_-;)
コメント有難うございました!
今回の仕事で初めて虞美人草と三四郎を読んだのですが・・・虞美人草の執筆時は漱石自身になにか女性で嫌な事でもあったのかしら・・・と邪推してしまいました(^^;)
なんだかあんまりな最期で・・・。
三作とも共通しているのはとても美しい女性ですが、それぞれに特徴的で個性的ですね。友達になれるとしたらやはりお那美さんかな〜とか、いろいろ想像を膨らませて描かせて頂きました。
朝日新聞で昔歴史の挿絵を描かせて頂いた事があったのですが、その時に一度だけ漱石の顔を描いた事があります。
あれから色々な挿絵を描かせて頂きましたが、まさかこんなにも御縁が続くとは思いませんでした。
本当に不思議なものですね。。
自分のブログを読み直したら、この絵を描いている丁度一年前のその時、草枕の挿絵の為に実際に道を歩いてました。
あの時はひろぬま様の資料も本当に助かりました・・・m(_ _)m
実際に歩いてから数日は筋肉痛で動けませんでしたが、
また歩きたいなぁなんて思う今日この頃です。