デッサンに関するつぶやき

【何歳になっても、デッサンは楽しい】

 

写真は木炭デッサン。

木炭は本格的にデッサンを始めた高校1年生から2年生の始め頃迄使ってました。

が、正直好きになれない素材でした。

 

鉛筆に慣れ親しんでいた事もあったし、受験に必要なのは鉛筆デッサン。

早く鉛筆を使いこなしたい、一枚でも多く鉛筆での練習をしたい、そんな気持ちからでした。(木炭の粉が苦手というのもあったかもです・・・咳が出るし鼻水真っ黒になるし・・・笑)

高校二年の夏には鉛筆デッサンに移行したので、それ以来25歳くらい迄は木炭に触る事も殆どなくなりました。

熊本に引っ越して美術予備校などで教える様になり再び木炭に触る様になったのですが、

まあ楽しい事。

なんでこれを嫌っていたのだろう。

自分自身不思議でした。

 

 

気持ちに余裕が無かった事や

木炭自体に興味が然程無かった事も原因のひとつかも知れません。

今はどんな素材のデッサンやクロッキーでも同じ様に楽しいです。

 

受験の為のデッサンでなく

自分の為のデッサンだからでしょうか。

 

デッサンは基本。

大好きなので今でもよく描きます。

描かないと感覚も手も全てが鈍る気がします。

高校の頃受験を意識して描くのは正直辛い時もあったけれど

高校の時に大事な事は全て教わっていたなと思う事もよくあります。

今は純粋に楽しんで描けています。

 

無心で描ける時間は幸せです。

何歳になっても楽しみたいものです。

 

 

そんなつぶやき。

 

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コメント: 2
  • #1

    ひろぬま (日曜日, 15 3月 2015 21:24)

    静かな幸せを感じられる つぶやき はいいものですね。

    木炭のデッサンは,好きです。その作家が造っている絵画の世界の奥にある力のようなものを感じます。重さのある光のような。

    このデッサンもいいですね。nanaワールドの奥に潜んでいる光ですね。

  • #2

    nanamonda (日曜日, 15 3月 2015 21:43)

    ☆ひろぬま様
    コメント有難うございました!
    普段の描いている世界から少し離れて、ただただ対象物を観察して描く事は無心になれますし、基本的な「描く」力や欲求を高めてくれる様に思います。
    純粋に楽しめる時間をこれからも大切にしたいなと思います。