ラジオ番組ご紹介と展示巡り

 

 

先ず最初にラジオ番組のご紹介です。

お世話になっておりますアートソムリエの山本冬彦氏が4日連続でラジオに出演されるとのことで、ご案内致します。

山本氏の出演する「ないとエッセー」は午後11時45分~0時の間とのことです。

 

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4月8日(月) アンカー:森田美由紀 
 ※午後11時台 午後11時20分からの放送です。 


... 〔日本列島くらしのたより〕
   長崎県長崎市 黒田雄彦 
 〔ないとエッセー〕
マイ・アートの愉しみ(1)
アート・ソムリエ 山本冬彦

 

ラジオ深夜便HP

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山本冬彦氏 ご紹介

 

山本氏は約30年にわたり、銀座・京橋を中心に多くの画廊巡りを続けていらっしゃるサラリーマンコレクターです。

現存する若手作家を中心に集めた作品は1600点を超えるのだそうです。

自らを「アートソムリエ」と称し、アート普及のための活動を行なっていらっしゃいます。

2009年8月には、画廊めぐりの入門書として「週末はギャラリーめぐり」(ちくま新書)を発行されています。

また2010年1月には、佐藤美術館で自身のコレクション展を開催されました。

 

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山本氏は自身のブログやfacebook等で様々なアート情報を発信されています。

それ以外にも、アート業界の問題提議やアーティストの現状・今後についての課題など、考えずにはいられない話も沢山書かれています(本にも詳しく書かれています)。

ですが敷居の高く感じられるアート作品をより身近に感じ、楽しむ為のヒントやきっかけになるのではないでしょうか。

私も楽しみです♬

 

      NHKラジオ第一

きものビューティー展(HPより)
きものビューティー展(HPより)

先週の土日は久々福岡と長崎に行ってきました。

 

福岡で見た展示は福岡市博物館で開催されていた

『きものビューティー展』です。

 

江戸時代中期から昭和時代初期までの着物の展示です。

またアメリカ・ボストン美術館が所蔵する、ビゲローのコレクションからも特別出品されていました。

入れ替えがあったそうなので、全ては見る事が出来ませんでしたが・・・

とにかくどれも素晴らしいものばかりで感動でした。

 

着物の種類もですが、時代毎にその表現方法や色味に特徴があり

とても勉強になりました。

今後の参考になります。

 

昨日迄の展示でした。

先月下旬にこの展示の事を知ったのですが、ギリギリ間に合って本当に良かったです・・・(>_<)

 

今回初めて福岡市博物館に行きましたが、ものすごく広くてビックリしました。

また機会があれば行きたいです(^^)

福岡市博物館のHPはこちらから

クリムト
クリムト

翌日は長崎県美術館へ。

クリムト生誕150周年記念の展示を見てきました。

 

日本の公立美術館に収蔵されたクリムト作品の第一号である《人生は戦いなり(黄金の騎士)》がメインの作品です(愛知県美術館所蔵)。

初期の作品も充実していましたし、ウィーン工房のジュエリーが素晴らしかったです。

個人的にはメインよりも『アッター湖畔』が見れた事が嬉しかったです(^^)

(TVで紹介されてからずっと見たかったので・・・)

 

こちらも昨日まででした。

見に行けて本当に良かったです・・・。

 

長崎県美術館のHPはこちらから。

和ガラスのきらめき展(HPより)
和ガラスのきらめき展(HPより)

続いて向かったのは長崎歴史文化博物館。

こちらでは土曜日より

『和ガラスのきらめき びいどろの光・ギヤマンの粋』展が始まりました。

 

こちらも初めて行きましたが、とても綺麗な博物館で展示も見易かったです。

和ガラスをこれだけの数一度に見る機会というのはなかなかありません。。

形も色もとても美しく惹かれます・・・。

日本独特の美を堪能出来ました。

 

話は少し逸れますが、私今回の展示で初めて『びいどろ』と『ぎやまん』の違いを知りました。

ご存知の方もいるかと思いますが、ご紹介。

 

『びいどろ』はポルトガルのvidro(ヴィードロ)に由来する、ガラスを指す言葉から来ているそうです。

『ぎやまん』は、ポルトガル語のdiamante(デイアマント)に由来し、輸入のヨーロッパ製ガラスをさすものだったそうです。

文化・文政期以降、日本製であってもグラヴュールが施されたものや、上質の和製ガラスも「和製ぎやまん」と呼ばれたのだそうです。

 

こちらは来月末までやっていますので、是非ご覧になっては如何でしょうか。

 

久々の美術館巡り、良い刺激になりました。

また制作に励みます!

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    ひろぬま (木曜日, 11 4月 2013 01:18)

    「ないとエッセイ」は好きな番組なので、月~木をタイマー録音して聞いています。
    月曜に話されていたコレクションの薦めには共感しました。

    ビゲローの着物を見たんですね。彼のコレクションは仏画から浮世絵の版木まであるそうで、日本美術の散逸を防いでくれたことに感謝したくなります。

    クリムトの 湖畔の風景 を見たんですね。クリムトの過剰で勘違い琳派みたいなところは遠慮したいのですが、あの湖畔の風景はいいですね。かれもあの前にいろいろあって、湖畔で癒されていたようです。

    美術館巡りはいいですね。
    新作楽しみです。

  • #2

    nanamonda (月曜日, 15 4月 2013 02:47)

    ☆ひろぬま様
    ラジオ聴かれていたのですね(^^)
    私も今回初めてネットラジオというので聴きました。もっと沢山の方にアート作品が身近になったら嬉しいです。

    ビゲローのコレクション、本当に素晴らしかったです。
    ボストンは遠いですが、こうやって日本での展示があるとまとまった数楽しむ事が出来ますね。確かにこれが散り散りになっていたら、見る事、いえ、存在を知る事さえ叶わなかったでしょうね。。

    クリムトのアッタ―湖畔は見ているとゆったりした気持ちになりました。
    きっとクリムト自身もそうだったのでは無いかなぁと勝手に想像したりしておりました。
    先程新作を描き終えたところです。先週風邪を引いてしまい、お返事遅くなりまして申し訳ありませんでしたm(_ _)m