旅日記:フィレンツェ〜ヴェネツィア

随分間が空いてしまいました(^-^;)

さて、旅日記続きです。

 

この日は移動日。

ホテルをチェックアウトした後、駅に向かいます。

最後にサンタマリアノヴェッラ教会を眺めてきました。

 

駅は当然ながらごった返し。

私の荷物は埋もれてどこにあるのかも解りません・・・(^-^;)

スリが心配ですので、一応発車間際までは荷物を監視。

でもこんな中から私の荷物取るのも一苦労かも(笑)

 

2時間弱で見覚えのある景色に変わりました。

ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅に降りると、潮の香り。

そして・・・寒い。。。

ローマもフィレンツェも兎に角暑かったのに、急に寒くなりました(>_<)

こんなに気温が違うなんて。。イタリアも広い〜なんて思いながら、無事にチェックイン。

2泊のベネツィアですが、移動に便利な駅周辺で探したホテル。

ここは貧乏旅行にはあるまじき、初の4ツ星。バルコニーもついてました(使いませんでしたが晴れた日は気持ち良さそうですね)。

壁のフックが天使でなんとも可愛らしいです。

 

まあ、ここでこんなホテルに泊まっちゃったから、、次のフランスではとんでもない事になるんですけどね・・・(T∀T)

 

 

ホテルに荷物を置いて、すぐに移動。

途中いかにもヴェネツィア、という雰囲気の場所を幾つも通り過ぎます。

本当に海に囲まれているんですよね。

車も一台も無いですし、自転車も一台も見かけませんでした。

 

まず向かったのは半年前にヴェネツィアに来た時に入れず悔しい思いをしたサン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)。

ここは何が何でも行こうと決意していた所の一つです。

 

聖マルコの聖遺骸を安置する為に建設された教会で最初の建設は828年、その後聖具室等の増築を経て11世紀に再建されました。

内部は縦と横がほぼ同じ長さの十字架型で、イスラムのモスクを思わせるドーム屋根が特徴です。

 

15分程並んで、内部へ。

黄金のモザイクが輝く内部も圧巻でしたが、宝物庫やPala D'oro、寺院上の博物館も興味深かったです。モザイクの作り方なんかも展示で詳しく説明されています。(どれも別料金が必要です)

 

因みにPala D'oroは祭壇の後ろに飾られた金色の背障のことです。

2つの部分から構成されています。

ビザンティン美術の最も純化熟達した作品の一つとして世界的に認められているそうです。これは本当に見事な仕事です。

価格も数百円ですので、一見の価値有りです。

 

上部の博物館の料金を払えば、屋上にも行けます。

ここからの眺めはまた素晴らしいです。

サンマルコ広場や、ドゥカーレ宮を眺める事が出来、そしてサンマルコ像もより近くに見る事が出来ます。

大満足で後にしました。

 

続いてはアカデミア美術館。

ここも外せないと思っていた場所のひとつです。

ホテルで散財してしまったので、この日はヴァポレット(船)は一切使わず徒歩を決めており・・・かなり疲れましたσ(^-^;)が、行って本当に良かったです!

 

ここはヴェネツィア派の作品を多く収蔵しています。

ヴェロネーゼ、ヴェッリーニ、ティッツァーノにティントレット。。

価格は他と比べると少し高めの設定ですが、私は行って良かった!と思います。

余談ですが、皆さんがよく見た事があるでしょう、ダヴィンチのウィトルィウス的人体図も、ここの収蔵品です。

いつ公開されているのかは解りませんでしたが・・・いつか見てみたいデスね。

 

アカデミア美術館の後、少し歩いてサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 (Basilica di Santa Maria della Salute)に。

残念ながらこの日は入れませんでしたが、丁度結婚式をやっていました。

なんだか幸せのお裾分けを頂いた気分になり、ホクホクでした。

ここは翌日にまた来る事にして・・・また歩きます。

 

この日は疲れからか、片頭痛が酷くなったのでホテルに戻る事に。

その前に(通り道ですが)ローマ広場へちょっと寄ります。

2日後はヴェネツィアからフランスに移動なのですが、このローマ広場から空港に向かう為、バスのチケット売り場の確認やホテルと広場の移動時間を計っておこうと思いまして(^^)

 

このローマ広場はかなり広いです。

そして大型バスが何台も行き交います。

チケット売り場も確認して、この日はホテルに。流石に歩き疲れてグッスリでした。

 

この次は一日ヴァポレットです(^-^)ノ

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コメント: 2
  • #1

    ひろぬま (月曜日, 17 12月 2012 00:25)

    ヴェネチアはいいでしょうね。車がなくて、まわりが海の町だと、空気がちがうでしょうね。そこで、ヴェネチア派の絵画を見られるとはすごいことですね。想像するだけでも嬉しくなります。上野の西洋美術館にあるヴェロネーゼの聖家族とヨハネを描いたのもは好きな作品ですが、彼のメジャーな作品を数多くもと見てみたいですね。ダヴィンチの例の人体図はここにあるんですか。
    サン・マルコ聖堂のビザンチン装飾も凄そうですね。イスラム風の教会は、やはりローマやフィレンツェとはちがう雰囲気をつくりそうですね。
    2日目の方も、覗いてみましたが、いい写真がいっぱいありそうなので、じっくり見てからコメントします。

  • #2

    nanamonda (月曜日, 17 12月 2012 10:04)

    ひろぬまさま
    ご無沙汰しております。コメント有難うございます。
    仰る通り、他の都市でも別の国でもヴェネツィア派の作品は見る事が出来たんですが、やはり地元は意識も少し変わります。
    ティントレットが20年以上の歳月をかけて描いた絵画装飾が有名な、サン・ロッコ大信徒会という所も本当は行きたかったのですが、今回は時間の都合上断念しました。
    ヴェロネーゼは『レヴィ家の饗宴』を見る事が出来ましたが、ルーブルのカナの結婚も好きです(^^)

    サンマルコ寺院のモザイクは本当に見事で、他でも黄金のモザイクを見てきましたが群を抜いていました。
    こんなに素晴らしい建築が未だ残っており、傍で今でも人々が生活しているのはなんだか不思議な感じと、羨ましくも感じました。