先日大好きな彫刻家、朝倉文夫の作品を見に大分の朝倉文夫記念館に行ってきました。
大分の朝地町は、朝倉文夫の故郷で記念館は1991年に開館しました。
去年が丁度20周年だったので、記念展が開催されていたそうですが・・・全く知りませんでした・・・(T^T)
彫塑館(※)からも相当数の作品が大分に来たそうです。
残念!!
(※)東京谷中にも朝倉文夫彫塑館があり、ここも私の大好きな場所でしたが現在建築物の保存修復工事中で、平成25年3月(予定)まで休館しています。
当日は生憎の雨でしたが、平日だったこともありお客さんは他におらず
ゆっくりと作品を見る事が出来ました(^-^)
久々見る作品たち、初めて見る作品、どれも刺激になります。
こちらには朝倉文夫が使用していた道具や服なども展示があります。
デスハンドもあって、これらを見たら、朝倉文夫という人物はとても小柄だったと分かります。
こんな小さな手からこんなに凄い作品がうまれたのかぁ・・・なんて考えたり。
彼の作品は、どれも血が通っている様な気がして
耳を澄ませば、鼓動や息づかい迄聴こえてきそうです。
今にも動き出しそうな、『生』のエネルギーを感じます。
また、その観察力も驚くばかり。
皆さんは朝倉文夫の猫の作品をご存知でしょうか。
人間はモデルさんに『動かないで』と言えば可能な限りそうしてもらえますが・・・猫はそうはいきません。
我が家にも猫がいてたまにスケッチをしますが、一瞬一瞬の動きを捉えるのは結構大変です。
それを立体にするのですから、本当に凄いです。
また、猫好き・猫飼いのツボを押さえているといいますか・・・『あ、このポーズする!』『こういう表情するね!』といちいち同感してしまうのです(笑)
そういう訳でかなりじっくりゆっくり周り、充実した休日となりました(^-^)
帰りに記念展の時の図録を購入。
猫の作品のポストカード集もあったので、迷わず購入(笑)
機会があれば、また行きたいです。
注意:熊本方面から車で行く場合、少し遠回りになりますが、57号線を真っ直ぐ進まれた方が良いです。
近いけれど、途中物凄く細く離合出来ない道が続く場所があります。
本当にこの道で大丈夫なの!?!?!?という道です。。。
引き返したくても、道が狭過ぎてそれすら出来ない道が続きます。。。
何故か、カーナビはそちらを選択してしまい・・・とてもとてもとても恐かったです・・・(((@_@)))
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aki (月曜日, 11 6月 2012 19:28)
こんばんは~。お久しぶりです。
たしか芸大美術館にある首根っこつままれた猫の作者ですよね?
あの作品『序の舞』並みに印象に残ってます(笑)
ほかの作品知らないので機会があったら大分の記念館行ってみようと思います♪こういう感じの美術館は行くまでの過程も大好き♪
ちなみに、同じく57号線をお勧めします。
以前大分行くときに地図上の最短距離で行こうとしたらものすごい山道だったので((((;゜Д゜)))しかも雨……。
でもおかげで山奥の素敵な窯に出会えました~♪
nanamonda (月曜日, 11 6月 2012 23:20)
akiちゃん、ご無沙汰です。連絡しよかと思ってましたよ。
そうそう、あの首根っこ掴まれた猫の作者です。同じ作品が記念館にもありましたよ。
他に誰も居なかったからものすごーくゆっくり見れて大満足でした☆
昔行った時の彫塑館の図録も持ってたので、帰ってからゆっくり見比べたりしてました。本当惚れ惚れする作品ばかりです。
私もまた行きたいわー(今度は広い道で)。オススメです♪
あとね・・・来月ね・・・いや、また今度話す(笑)
ひろぬま (火曜日, 12 6月 2012 21:13)
美術館で良い一日を過ごされたようですね。
朝倉文夫の作品は,私も好きです。みんなロダンにまっしぐらだった時代に,写実に徹した彼の作品からは,安定した自然な強さが感じられます。ロダンはロダンに任せておけばいいような気がします。
worksのアクリルのnanaたちをよく見るのですが,やはり,強さを感じますね。ただ,同時にホッとする安心感も感じるんですよ,特に肥後の花のシリーズがそうですね。見ると,元気になって,同時にホッとします。
梅雨になりました。梅雨は美術館で過ごすにはいい季節なのかもしれませんね。
nanamonda (水曜日, 13 6月 2012 00:15)
☆ひろぬまさま
ひろぬまさまも朝倉文夫作品お好きでしたか!久々に作品を見れて、とても良い刺激になりました。
『墓守』が高校生の頃から大好きでして、猫の作品とあわせて鑑賞出来たのがとても嬉しかったです。彫塑館の修復完了も待ち遠しいですね。
いつも作品の方も見て頂いて有難うございます。コメント頂き恐縮です。
丁度今肥後花菖蒲が見頃です。ご覧に成った事はありますでしょうか。とても大振りで見事な菖蒲なんですよ(^-^)
また新たに肥後六花を描こうと思っておりますので、その時はこちらでご紹介致しますね。
ひろぬまさまの仰る通り、梅雨は美術館で有意義に過ごせる時かも知れませんね。そう考えると、何だかワクワクしてきますねo(^-^)o